美顔ローラーは小顔効果よりデメリット大!医師3人がお勧めしない理由

小顔効果やリフトアップ効果を期待して、 美顔ローラー小顔ローラー といったローラータイプの美顔器をお使いの方も多いと思います。
実際に大手通販サイトでも売り上げ上位に入っている人気商品です。
 ※ 2020年6月 掲載時点

そんな美顔ローラーや小顔ローラーですが、全国展開する大手の美容外科医師3人共がそろって 美顔ローラーはデメリットの方が大きい と警報を鳴らしているので注意が必要だと思います。

 




 

美顔ローラー・小顔ローラー 利用目的や人気理由

美顔ローラー・小顔ローラー 利用目的や人気理由

一般的に顔痩せダイエットは難しいと言われてますが、美顔ローラーや小顔ローラーは顔の上でコロコロと転がすだけで、血行を促進させむくみを解消したり、筋肉を活性化させフェイスラインのリフトアップ効果が期待できる等の理由で人気の美容商品です。

ちょっとした空き時間に簡単にできる、テレビの視聴中やスマホ操作をしながらでも片手で操作できる、などの手軽さも人気の理由のようです。

 



 

高須クリニック医師によるローラー美顔器のメリット・デメリット

コロコロ小顔ローラーは効果ありますか?家庭用美顔器は?

高須クリニック創業者の高須克弥医師の息子で名古屋院の院長を務める 高須幹弥 医師は、『小顔ローラーやコロコロローラーは医者としておすすめしません。理由はやるメリットがないからです。デメリットの方がたくさんあります。』 として動画を公開しています。

 

美顔ローラー・小顔ローラーのメリット

  • 一時的に顔のむくみをとって、一時的に小顔にする効果は多少あると考えている。但し効果は一時的(長くても半日程度)

 

美顔ローラー・小顔ローラーのデメリット

  • 慢性的に皮膚を刺激する事になり色素沈着を起こし、顔が黒ずんでしまう
  • 特に目の下からほっぺにかけては肝斑というシミができやすく、濃くなりやすい
  • 皮膚の表面を慢性的・物理的に強い刺激を与えることにより、皮膚のコラーゲン繊維が破壊されたり、靭帯などの支持組織が破壊され、シワ・タルミ等の原因になる
  • いつもぐいぐい力強く作業を行いシワを作ってしまうと、シワを刻み込んでしまう
  • 調べた限りほとんどの商品が恒久的・永久的な効果があるというエビデンス(証拠や根拠のこと)やデータがない

 

 

湘南美容クリニック医師によるローラー美顔器のメリット・デメリット

小顔どころか老け顔に?美顔ローラーの闇!美容外科医が勧めない理由とは?

湘南美容クリニック 神戸院・鹿児島院に勤める 山﨑冴羅 医師は、『美容医療からすると美顔ローラーは最悪のアイテム。』 として動画を公開しています。

 

美顔ローラー・小顔ローラーのメリット

  • 顔の筋肉の収縮とか動きにより絞られて流れが滞った部分の流れを美顔ローラーで再開させることで、顔のむくみがとれる
  • むくみがとれることにより、一時的ではあるが小顔効果やフェイスラインがシャープになる

 

美顔ローラー・小顔ローラーのデメリット

  • 顔を支えている組織や靭帯、コラーゲン組織を引っ張って伸ばし破壊するという作業になってしまうため、長期的な目で見れば法令線やフェイスラインがたるむなどの悪影響を与える可能性がかなり高いと考えられる
  • 肌の刺激によってできると推測される肝斑というシミの原因になると考えている

 

 

東京中央美容外科医師によるローラー美顔器のメリット・デメリット

美容整形外科医が語る、小顔ローラーに潜む罠とは!?

東京中央美容外科 池袋院の院長を務める 井上真梨子 医師は、『小顔ローラーは、あんまりむやみに使いすぎるととても危ないんです。』 として動画を公開しています。

 

美顔ローラー・小顔ローラーのメリット

  • 小顔ローラーをした直後は引き締まった効果が期待できるかもしれない。但し一瞬だけ

 

美顔ローラー・小顔ローラーのデメリット

  • 小顔ローラーが小顔効果や肌を活性化してハリ・ツヤ効出すという科学的根拠が全くない
  • 小顔ローラーの摩擦や刺激行為がすごく肝斑の原因や悪化に繋がるリスクがる
  • 小顔ローラーを強くやることで、肌の張りを保っているコラーゲンやエラスチンを壊してしまう。そのため長期的に見ると下垂(たるみ)やハリ弾力の低下の原因となるリスクがある
  • 乾燥している肌、荒れている肌などのトラブル肌をもっと悪化させてしまう副作用がある

 

 

美顔ローラー・小顔ローラーに対する3医師の見解まとめ

美顔ローラー・小顔ローラーに対する3医師の見解まとめ

美容外科医師3人共に、美顔ローラーや小顔ローラーは一時的には小顔の効果が期待できるものの、長期的に見るとお顔の大事な繊維や組織を破壊することによる 「たるみ」 や「シワ」 、また摩擦による刺激によってできる 「肝斑」 の方がデメリットが大きい という注意を促しています。

 

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