安くて美味しくて健康に良い バナナ 。
身体に必要な栄養素を摂りながら無理なくダイエットができると、ダイエットにバナナを取り入れている方も多いと思います。
そんな身近なバナナですが、実は熟成具合で栄養価が変わるそうです。
「黄バナナ」「青バナナ」「黒(茶)バナナ」 の中で、ダイエットにお勧めなのはどのバナナなのか調べてみました。
下記に関する内容は掲載時時点の情報になります。
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熟成(色)別 バナナの栄養素や効果比較
黄色バナナの栄養素や効果
栄養価が一番高いのは黄色く熟した黄バナナ。
ビタミンやミネラルが多く、ブドウ糖や果糖のバランスが非常によく、激しい運動後や虚弱体質の方の栄養補給に向いています。
ビタミンB1、B2、B6は疲労回復に、ビタミンB2、B3(ナイアシン)、B6が不足すると皮膚炎が起きやすくなり肌荒れに繋がってくるとも言われているそうです。
また身近な食品の中で最も抗酸化力が高いので、アンチエイジングの効果が期待できる食品とのことです。
青めバナナの栄養素や効果
整腸効果が期待できるのは、店頭に並び始めたばかりの青めのバナナ。
バナナには腸内環境を整えてくれるフラクトオリゴ糖という成分が含まれていますが、青い状態のバナナだとさらに効果的だそうです。
また食物繊維と同様の働きをする「難消化性デンプン」は、まだ熟しきっていない青めバナナに多く含まれている分、特に整腸効果が期待できるとの事です。
青めバナナは黄バナナ、黒バナナに比べて固さが強く噛みごたえもあるので満腹感が得られやすく、満足感からもダイエットに適していると言えるそうです。
黒・茶色バナナの栄養素や効果
免疫効果や胃潰瘍の予防効果が期待できるは、完全に熟した黒い状態の黒バナナ。
シュガースポットという黒い斑点が皮に多く現れている状態の黒バナナには、普通の果物には珍しいリン脂質という成分が含まれているそうです。
このリン脂質という成分は免疫力を高める作用があるだけでなく、胃の粘膜に吸着し酸からの攻撃を守る働きもあるため、胃潰瘍の予防・抑制する効果が期待できるというデータが出ているとのこと。
また牛乳とバナナを混ぜる事で、胃粘膜保護効果が向上することも示されているそうです。
熟成(色)比較 バナナのカロリーと糖質量
バナナのカロリー
バナナ1本(可食部100g当たり)のカロリーは、86Kcalです。
バナナが熟成し黒ずんでくるに従って甘みは増しますが、実はカロリーは変わらないそうです。
バナナの糖質量
バナナ1本(可食部100g当たり)の糖質量は、21.4gです。
バナナは皮が青いうちはデンプン質が多く、熟すにしたがってデンプン質が分解されブドウ糖や果糖などに変わります。
皮が青かったころは数%だった糖分は、熟すと22%以上に増えぐんと甘くなるそうです。
※ 文科省 日本食品標準成分表2015年版(七訂) よりカロリー・糖質量参照
※ 糖質 = 炭水化物料 – 食物繊維料
バナナ 色(熟成)のまとめ
- 青バナナは整腸効果が期待できダイエットにおすすめ
- 黄バナナは栄養効果や美肌効果におすすめ
- 黒バナナは免疫効果や胃潰瘍の予防効果におすすめ
- カロリーは色(熟成)で変わらない
- 熟成が増すほど糖質量が増える
関連・参照サイト
- 熟度3段活用(バナナ大学)
- 青バナナ、黄バナナ、黒バナナの栄養と効果(スキンケア大学)
- バナナ1本のカロリーは約80Kcal。糖質は?ダイエット中も食べてOK?(美fit)
- 青いバナナと黄色いいバナナのカロリーは同じ?(城西大学)
- バナナの斑点のはなし(バナナ・パイン研究所)
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